こんにちは!すみれです。
我が家には子どもをはじめ、犬・猫・亀が暮らしています。
その中でも長男であり、我が家で最も長い時間を一緒に過ごしてきた愛犬が、もうすぐ14歳の誕生日を迎えます!
実は、この子との出会いは「愛護団体の『一時預かりボランティア』」がきっかけでした。
人間で言えば70代後半。少しおじいちゃん顔になって、寝ている時間も増えてきた愛犬との「運命の出会い」についてお話ししたいと思います。
人間に怯える保護犬との出会い。
当時、私はまだ学生でした。
「行き場のない命の力になりたい」という思いから、動物愛護団体で新しい里親さんが見つかるまでの間お世話をする「一時預かりボランティア」を一家で始めることになりました。
そのボランティアで、我が家に初めてやってきたのが今の愛犬でした。
やってきた犬は、人間にひどく怯えていました。
我が家の両親にも全く懐かず、体を小さくこわばらせて警戒心を全開にしていたのです。
……ですが、本当に不思議なことが起きました。
私と会ったその瞬間、その子はまるで最初から知っていたかのように、私にだけスッと心を開いてくれたのです。
他の人には見せない穏やかな表情で私にすり寄ってきたあの瞬間は、今でも忘れることができません。
「うちでは飼えない」― 学生だった私の葛藤
私だけに心を開いてくれた当時の愛犬が愛おしくてたまりませんでしたが、私はまだ学生。
しかも実家には、すでに2匹の愛犬が暮らしていました。
「我が家は一時的な仮宿。この子に最高の『ずっとの家族』を見つけてあげるのが私達の役割」
「うちで飼うことは絶対にできないんだから、情を移しすぎちゃダメだ」
そう自分に何度も言い聞かせ、割り切りながら、毎日大切にお世話をしていました。
3ヶ月目の譲渡会と、すれ違ったご縁
我が家に来てから3ヶ月が経った頃、譲渡会に参加することになりました。
知らない人や犬がたくさんいる譲渡会の会場で、当時の愛犬はあからさまに「現実逃避」をしていました。周りの音をシャットアウトするように目を閉じ、心を閉ざして耐えている姿を見て、胸が痛む思いでした。
そんな中、譲渡会1日目に「この子が気になります」と言ってくださるご家族が現れたのです!「家族で相談して、明日また来ますね」と言って帰っていかれました。
「ああ、ついにこの子にも素敵な家族ができるんだ」
そう安堵する気持ちと、寂しさが混ざり合う中で翌日待っていましたが……結局、そのご家族がくることはありませんでした。
決心させた愛犬の姿と母の言葉
翌日も譲渡会の会場で相変わらず現実逃避を続けていた愛犬。
終了間際、私が姿を見せた瞬間――
さっきまでの現実逃避が嘘だったかのように、尻尾を振って大はしゃぎし始めたのです。
「こんなに懐いてる子を引き離すなんて可哀想すぎるよ」
母がそう言ってくれたことで、家族みんなの気持ちが一つになりました。
「うちでは飼えない」と自分に言い聞かせていた3ヶ月間が終わり、その子は晴れて「我が家の本当の家族」になったのです。
13年経った今、思うこと
あの譲渡会の日から、もうすぐ13年。
学生だった私も大人になり、看護師として働き、結婚し、1歳の子どものママになり……私の人生の大きな節目には、いつも愛犬が隣にいてくれました。
1番嬉しいのは、私以上に夫に懐いていることです(笑)。
あの時、ご縁が繋がらなかったことも、すべてはこの子と私が本当の家族になるための「運命」だったんだなと、14歳を迎える今、改めて感じています。
まとめ:出会ってくれて、ありがとう
もうすぐやってくる14歳の誕生日。
あんなに小さくて人間に怯えていた保護犬が、今では我が家の立派な長老として、毎日安心しきった顔でお昼寝をしています。
「私を選んでくれて、私に心を開いてくれてありがとう」
「我が家の一員になってくれて、本当にありがとう」
これからも一日一日を大切に、この特別な絆を噛みしめながら、たくさんの愛情を注いでいきたいと思います!

